風が強い日

スライダースの名曲を思い出す日。



バレンタインの戦利品。普段甘いものはほとんど食べないことを知っているひとからはコーヒー豆をいただく。「チョコとおなじ茶色だから」と。これは気が利いているなと思った。決して甘いものが苦手なわけではないのだが。
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朝ドラ「純と愛」の先週~今週分を視聴。チュルチュルちゃん大活躍。
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次週予告を見ると、やはり「里や」が「まほうのくに」なるのかと思わせて火事で焼けちゃうという展開になる模様。

番組プロデューサーのインタビューによれば、「宮古島がちっとも映らんじゃないか」と視聴者からお叱りを受けているので終盤は舞台をふたたび宮古に戻すそうな。ということは、やはり物語の展開は事前にがっちり決まっているわけではなく、あたかも週刊連載の漫画のように、読者アンケートの結果によって展開が変わるというつくり方をしている、ということなのだろう。

ラストをどうするのかはあらかじめ考えているのかもしれないが、そこに至る展開はどう考えてもその場その場でひねり出しているとしか思えない。いや、だから面白くないかといえばむしろ逆で、どのキャラクターがどこで力を発揮するのか予想不可能なので目が離せないし、里やのおかみさん(余貴美子)がいきなり脚本家を目指すと宣言するというメタドラマ的な要素もあり、朝ドラの予定調和をズラしていく辺りは実に巧み。当然、保守的なドラマ視聴者からすれば「なんだこれ」なわけだが。


「最高の離婚」6話、「夜行観覧車」5話も見る。

「最高」は、エンディングに桑田佳祐の曲があることで随分つくり手が救われている感じがする。あの曲が最後にあることで「チャンチャン!」というか、「なんつって!」感が出る。最初は本編のテイストからすると悪ノリし過ぎな演出かとも思ったが、持続することで「毎度おなじみ馬鹿馬鹿しいお笑いを」的な落語の夫婦(めおと)噺のようなニュアンスが醸し出される。



「夜行」は、次週予告を見ると犯人が逮捕されるみたいなのだが、実は真犯人は別にいて、逮捕されたひとはそのひとを庇うという展開のなるのか、それとも犯人探しはそこで落着して、あとは「ひばりが丘」という欲望や見栄や世間体や憧憬や劣等感が渦巻くまちの深部を暴き、そこから家族がいかに再生していくのか、というテーマにウエイトが置かれるようになるのだろうか。

あと、このドラマは劇伴がいい(AIのテーマ曲ではなく劇中の音楽)。


3夜連続放送されたAKBのドラマ「so long」もザザッと視聴。

渡辺麻友が主演した第1夜がなかなか良かった。映画版セカチューにおける「カセットテープで交換日記」+「時をかける少女」テイストというか、ジュブナイル感に満ちていた。

演出は「女王の教室」の大塚恭司。先日放送されたNHKと日テレの開局60周年記念番組内で「24時間以内にショートドラマをつくる」というムチャ振り企画でも見事な手腕を発揮した大塚だが(この時の脚本はなんと三木聡!)、ここでも魅せる。

脚本は3夜ともにヤングシナリオ大賞を取っている桑村さや香。原作は秋元康とのことだが、どこまでアイデアを出しているのかは不明。2夜が大島優子と松井珠理奈の姉妹物、3夜が島崎遥香と小嶋陽菜の生徒と教師の絆話で、まあよくある話ではあった。

ファンの投票でベストアクトレスは島崎遥香になったらしい。このドラマではじめて芝居をしている彼女を見たのだが、かなり前の宮崎あおいのような雰囲気がどことなくあり、確かに素材としては可能性を感じさせる。
by sakurais3 | 2013-02-16 15:01

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