Don't Worry Baby ※追記あり

最近出たビーチボーイズ本で山下達郎が萩原健太のインタビューに答えているのだが、その中で、「ネットが普及してからか、ビーチボーイズ、とりわけ『ペットサウンズ』~『スマイル』幻想が蔓延っていてちょっとどうかと思う」というような発言をしていた。「俺はものが分かってるぜみたいな人たちがこぞって『ペットサウンズ』についてこれみよがしに語るのはうんざり。ビーチボーイズは、そういう音楽通の自己満足とは無縁の世界。純粋に音楽として楽しみたいな、僕は」(立ち読みのためディティールはうろ覚え)みたいなことを言っていて、しかり、と思った。

確かに、自称音楽通における「ペットサウンズ」~「スマイル」幻想ってあるな。でも、「レコードコレクダーズ」ってそういうひとが読むんじゃないの?

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Amazonに頼んでおいたコンバースEVOが届く。見た目は単なるオールスターなのだが、たしかにこれはキャッチコピー通り、「フワカル」。普通のコンバースよりもクッションが効いていて歩きやすそうだ。夏の終わりにあたらしいコンバースを下ろすのも、悪くない。永遠のビーチボーイズアイテム、ともいえる。ちなみにZOZO TOWNよりも600円くらい安い。
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昨日は六本木で某邦画の試写。連日満席とのことで、編集H氏に座席をキープしておいていただく。試写室のすべての座席の下にヘルメットが置いてある。災害対策なのだろうが、はじめて見た。

「黒の女教師」5話は土屋太鳳の回ということで見るが、いつもより話の展開がいいな、と思ってエンドクレジットを確認すると、脚本が山下友弘から「下流の宴」の吉澤智子に変わっていた。※本作で原案・脚本にクレジットされている山下友弘はTBS連ドラシナリオ大賞の入選者。「黒の女教師」が佳作となり、それから3年をかけて書き直しをしてようやく連ドラにこぎつけたらしい(雑誌『ドラマ』9月号より)。連名で脚本にクレジットされる大林利江子、池田奈津子も同賞入選者とのこと。つまり、このドラマはTBSが新人シナリオライターを育てるという目的もあるようだ。

結果、いままで見た回でいちばん良い。もちろん土屋太鳳も良いのだが、エピソードの盛り込み方がうまい。まぁ、クライマックスの愚か者キックはあいかわらず失笑してしまうが、そこに至る話の運び方は悪くなかった。高校デビュー組の「ここから変わるんだ」と必死に背伸びする感じとか、貧しい家庭環境を隠してイケてるグループに入っている感じとか、高卒が一発逆転で世の中を見返してやると息巻いた結果がしょせんガールズバーの経営者というあたりも、さもありなん。そこに、市川実日子の高校時代の恋愛話をうまくからめている。ガールズバーの発展系のセレブ相手の会員制売春クラブ(?)の常連客が杉村太臓ってのもいいし、本筋にはあまり関係ないがカリスマ講師のバックにはコワいひとが控えている、エラくなるひとのバックには必ずコワいひとがいる、というあたりも面白い。
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このくらいの感じだったら見ていてキツくはないが、あいかわらず教師が警官とグルになって話を解決するという構造がすっきりしない。実は「スケバン刑事」みたいに警察に特命で任務を依頼されているという話だったりして。「いつの間にやらマッポの手先」って奴ですな。
by sakurais3 | 2012-08-22 15:21

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