世界と脳と、霧と島〜映画「シャッターアイランド」を観て

自宅でDVDを2本見る。
ナイナイ岡村主演作「てぃだかんかん」と、
満島ひかり(「愛のむきだし」)主演、
安藤モモ子(奥田瑛二の娘)の初監督作「カケラ」。

ともに主演俳優のインタビューを控えているもので。

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23日夕方。六本木で打ち合わせを終え、その流れで飲みに誘われたものの丁重にお断わりし、慌てて有楽町マリオンへ。完成が半年ズレ込み、ようやく先週全米で公開となったマーティン・スコセッシ×レオナルド・ディカプリオの話題作「シャッターアイランド」の完成披露試写があったのだ。

試写状には、「衝撃のラストは口外なさらないようお願いいたします」とある。原作は、「ミスティック・リバー」のデニス・ルヘイン。単行本は最終章が袋とじになっていたといういわくつきの原作である。スコセッシ×ディカプリオは「ディパーテッド」でアカデミー賞を受賞したコンビであり、これは期待するなというほうがおかしい。

結論から言うと、あらゆる映画的要素がちりばめられた、きわめて魅惑的な作品だった。肝心の謎に関しては、実は開始40分ほどで解けてしまったのだが、それでもテンションは最後まで持続するばかりか、「いや待てよ、○○と思わせて実は××なのではないか」と観る者を二重三重にも困惑させるに十分な展開が待っていて、1カットたりとも見逃すものかと目が釘付けになること必至。

何より、ゴシックホラーとでも言うべき画の質感に魅せられる。ある意味、デヴィッド・リンチ的もしくは村上春樹的と言えなくもない世界観。マーティン・スコセッシの新境地と言えるだろう。

4月9日から全国ロードショーとのこと。

※ちなみに、会場でもらったプレスシートがなかなか洒落ていて、主人公の連邦保安官・テディ・ダニエルズの捜査報告書の体をとり、序盤の大きな謎のひとつ「WHO IS 67?」の手書きメモが封入されているという徹底振り。


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by sakurais3 | 2010-02-24 13:33 | 映画・ドラマ他

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