IE9ピン留め
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吉野家のカツカレーと金麦の檀れい
 吉野家がアメリカ産牛肉問題で牛丼を自粛していた際、その代替として豚丼とカレーを出していたのは周知のとおり。豚丼はいまも定番メニューとして残っているが、カレーは現在メニューから消えている。とおもったら、先日、JR中央線立川駅北口ビッグカメラ前の吉野家でカレーがあるのを発見。さらに他店では見かけないソースカツ丼も。カレーがあってカツがあるんだったら当然のこととしてカツカレーもあるのではないかとおもいメニューを見たが、どこにも見当たらず。しかたがないのでプレーンカレーを頼んだのだが、後から入ってきた客が席に座るなり、おもむろに「カツカレー大盛り」と注文するのを聞いて、やっぱあるんだカツカレー、と妙に悔しい気分を味わった。
 そのリベンジといえば大袈裟だが、昨日、立川の吉野家で痛恨の「カツカレー大盛り」を食べてきた。690円。他店ではソースカツ丼もカツカレーもないのに、なぜこの立川店にだけはあるのか。それは近くに立川競輪があるからだろう。つまりカツでゲンをかつぐっていうことなんでしょうな。当然のこととして、立川に限らず、競馬、競輪、競艇等のギャンブル場の近くある吉野家にはこれらのメニューがあるものとおもわれる。わざわざ食べにいくほどそのカツカレーは旨いのかと問われれば、いや特にと答えるしかないが、よそにはなかなかないとおもうとありがたさは増す訳で、それもまた味のうちなのだと勝手な理屈をつけている。

 先月の半ばくらいからか、「サントリーの発泡酒・金麦のCMに出ている女性は誰ですか?」と知人に聞かれること数回。なぜ俺に聞く? いや、CMを見た瞬間にネット検索してあの女性が「檀れい」だということはとっくに知っていたのだから、聞く相手は間違ってはいないのだろう。さっそく金麦のサイトから檀れいの待ち受け画面をダウンロードしたりしてしまったのだが、それにしても、あのCMを見て「武士の一分」でキムタクの嫁を演じた女優だと気づく人はどれだけいるのだろうか。ヘアメイク、スタイリング、「金麦と待ってるぅ〜」の上ずった声等、およそこれまでの檀れいのイメージを払拭するディレクションがなされており、「檀れいが好き」というより、「このCMに出ている檀れい」が好きという人が圧倒的に多いのではないか。だとすれば、このCMのディレクションは大成功といえる。B.G.Mに使用される「ビタースウィートサンバ」(オールナイトニッポンのテーマ曲としてもお馴染み)も含めて、オヤジ世代の琴線に触れる世界観を見事に表出しているのだろう。たとえこづかいが月3万でも、ほんとうはビールが好きなのに発泡酒しか買ってもらえなくても、こんな嫁が「金麦と待ってるぅ〜」んだったらそれでいっか、と己を慰めているに違いない。これまで発泡酒のCMというと、エネルギッシュな男のタレントが「くかぁーっ」かなんかいいながら缶をあおるというものが多かった気がする。が、発泡酒を飲む世のおとうさんたちが欲していたのはそんな暑苦しいCMじゃなかったということが、金麦の檀れいのアティティードによって明らかになったともいえよう。

B.G.M「Will You Love Me Tomorrow」Bryan Ferry
by sakurais3 | 2007-07-20 16:10
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