午前中に飯田橋で取材があり、帰宅する途中立川で下車してシネマシティ2にて「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!」なる映画を観る。
公開は昨年11月らしいが、立川では先週末から上映が開始。以前、MJの「THIS IS IT」をライブ会場並みの音響で上映したaスクリーンでかけるという情報を知り、きっとまたいい音を鳴らしてくれるはずと期待して駆けつけたのだが、いやはやまたしてもやってくれちゃってます。
ナニワ・サリバン・ショーとは、忌野清志郎が2001年、2004年、2006年の3度にわたり、大阪城ホールでさまざまなゲストを招いて開催したライブショー。かの「エド・サリバン・ショー」を「江戸サリバン~」と解釈し、大阪でやるから「ナニワ・サリバン~」ということらしい。
映画は、当時のライブ映像に、当日ステージに立ったアーティストたちが登場する現在の映像をミックスするというトリッキーなつくりなのだが、なかなかうまいこと構成していて感心してしまった。ライブ映像と、その外側で同時進行的に起こっているエビソードをからめるという「劇場版神聖かまってちゃん」的構成か(かまってちゃんのほうは未見だが)。
ぐっとくるポイントは人それぞれだろうが、自分の場合、3カ所で泣きそうになった。缶のジャックソーダ片手に観たせいで途中どうしても一度トイレに行きたくなり廊下に出たのだが(ふだんは映画観賞中の飲酒はしません)、ドアの内側から響く音が完全にライブ会場のそれだった。相変わらずすごいな、ここの音響は。ちなみに「映画けいおん!」もこのスクリーンで絶賛上映中、らしい。
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録画しておいた今日放送のNHK「スタジオパークからこんにちは」を見る。ゲストは「カーネーション」の奈津こと栗山千明。このところ毎回のように泣かされている「カーネーション」だが、ここ数回は一段とすごかった。安岡のおばちゃんがあのまま寝たきりのはずがないと信じていたが、それにしても、ねえ。泣かすなや、もう。
なぜ安岡のおばちゃんをそこまで信じるのかといえば、かつておばちゃんが嫁の八重子に言ったことばを覚えているからだ。
戦時下、店でパーマができなくなって落ち込む八重子に、おばちゃんが言う。
「ええ時に調子に乗るのもあかんけど、辛い時にくじけんのもあかんねん。よう覚えとき」
こんなことをさらりと言えるひとが、いくら悲しすぎる現実があったにせよ、あのまま塞ぎ込んでいるはずがないじゃないか!
とまあ、完全に入り込んじゃってる訳だが、1月スタートのドラマでは、予想通り「最後から二番目の恋」がなかなか良い。
岡田恵和の脚本と宮本理江子(「それでも、生きてゆく」)の演出の相性はかなり良いのではないか。中井貴一のコメディ芝居は爆笑だし、キョンキョンの捨身の更年期テイストも凄みがある。過去のさまざまなドラマや映画を想起させるエピソードや設定がてんこ盛りだが、それらがある一つのムードというべきものを形成するパーツとして不可分の要素となっている。これでエンディングテーマがえいべっくすの歌姫じゃなきゃ…。どうせなら、キョンキョンにバラードっぽい歌でも歌わせればいいのに。藤原ヒロシプロデュースとかで。
22年前の名コラボ。